ワンポイントアドバイス
うちの畑にはどれを使ったらいいの?
作物を栽培する時期や、地温確保が雑草抑制等の目的で乳白か黒をお選びください。
乳白と黒はどう使い分けるの?
乳白は地温(地中10cm)が黒より上がるので、春の早植えで地温を上げたい場合等に適します。
黒は光の透過率が低いので雑草の抑制に効果があります。
雑草を抑えたい時はどれを使ったらいいの?
雑草を抑制する目的の場合は光を透しにくい「黒」をお勧めします。
グリーンはどういう時に使うの?
乳白と黒の中間の特長があり、地温を上げながら雑草を抑えたいときにお勧めです。
フィルムを張る強さは一般の農ポリと同じでいいの?
一般の農ポリと同様に扱えますが、張りが強すぎると裂ける可能性があるので、一般の農ポリよりやや弱めに張ってください。
有孔品の孔径はいくつにしたらいいの?
栽培する作物により異なりますが、主に30・45・60・80φoが用いられ、特に45・60φoが主流です。
有孔品の条間・株間って?
下図を参照してください。
作物ごとに条間・株間って違うの?
はい。作物や畝の作付け列数により異なります。作物ごとに最適な条間・株間をお選びください。
水抜き加工って?
孔径は6mmφ又は8mmφです。
3列−4列−3列の穴が開いています。
印刷マーク(1列)はフィルムの裏面に印刷されています。(印刷マーク付の場合)
本当にごみにならないの?
サンバイオは土中に埋めることで、微生物により水と炭酸ガスに分解され消失します。従って廃棄費用がかかりません。
収穫後のマルチフィルムの回収の手間ってどのくらいかかるの?
下の作業経費表をご参照ください。
作業経費表
(200m巻 1本あたりのコスト:円)
|
ポリマルチ
|
生分解性マルチ |
価格 |
1000〜1500 |
4000〜6000 |
剥ぎ取り労費 |
3000
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0 |
廃棄料
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500 |
0 |
費用合計 |
4500〜5000 |
4000〜6000 |
日本農業新聞(2004.4/6掲載)より引
収穫後はどうしたらいいの?
サンバイオは、収穫後にそのまますき込むことが可能です。
サンバイオは、よくすき込んで土中に埋め、分解を促進させて下さい。
フィルム断片が圃場から飛散しないようご注意下さい。